2018.06.06
昨晩からの雨が降り続いています。今日一日雨模様とのことで、いよいよ梅雨空が近づいてきましたね。
こんにちは。院長です。
昔から雨が降ると身体のあちこちが痛むと言ったりしますが、これには理由があります。
天気の良い悪いの変化とともに、大気中の空気圧も変化します。
晴れると高気圧、雨だと低気圧ですね。
低気圧になると、空気自体が身体表面を押す力が減ります。
そうすると、関節の中の圧力が高まって、関節が膨らみます。
関節を囲む袋には痛みを感じる細胞がたくさんありますので、関節が腫れると痛みを感じる事が多いのです。
同様に神経の通り道についても同じように圧力が変わりますので、結果的に膝痛やヘバーデン結節のような関節痛や、座骨神経痛や肋間神経痛のような痛みを伴う疾患が、この梅雨時に増えたりするのです。
雨が降ると身体が痛むというのは、このような自然の力と身体の反応が密接に絡み合って起きる症状なのです。
鍼灸治療は気血の循環を促進し痛みを緩和させますので、これからの季節を乗り切るためにご活用下さればと思います。
いちおう頑張って書いたので下に膝関節をモデルにしたイラストをつけておきますね!!
へたっぴですけど、文字だけよりは分かりやすいかと思います♪