枚方市の腰痛に強い先祖代々100年の歴史の鍼灸院です。つらい腰痛、腰の痛みを長年の鍼灸の技術で改善します。枚方市でどこに通っても治らない腰痛を根本から改善できる、ほねつぎ久保はり灸院です。

鍼灸・腰痛トピックス

2018年09月

2018.09.21

口内炎のスピード解決にはお灸がイチバン♪

先日、口内炎が出来たと娘から報告がありました。

 

どうも定期テストが近いようで、集中出来ないので困っているとのこと。

 

口の中を見てみると、下唇の内側に小さなアフタがぽこり。

 

アフタって小さいですけど痛いんですよね。

 

で、こういうときは細く捻ったモグサをダイレクトにお灸します。

 

口の中は、味覚を感じたり知覚過敏になったりするので敏感なように思いますが、案外お灸の熱さには耐えられるのです。

 

実際、娘も最初はおののいていましたが、意を決して一回お灸すると「あれ?それほど熱くない」。

 

そこから5回ほどお灸をすえましたら「痛くなくなった」。

 

これだけで施術は終了です。

 

次の日の朝に「(口の中の)痛みどう?」と聞いてみたところ「聞かれるまで忘れてた」とのこと。

 

う~む。

 

自分ですえておいてなんですけれども、お灸の力は本当にスゴイです。

 

口内炎の塗り薬もありますけれども、唾液で溶けてしまいますからなかなか時間が掛かりますよね。

 

そんなときにこそ「お灸」の力で早く治しましょう!

 

女子高生でも耐えられるほどの熱さですから全然大丈夫です。

 

お悩みの方はご来院の際に院長までお伝えくださいね♪

2018.09.17

脊柱管狭窄症と間欠性跛行と腰痛

最近「脊柱管狭窄症とお医者様より診断を受けました」とおっしゃる患者様がたくさんいらっしゃいます。

 

脊柱管狭窄症は、加齢によって腰椎が変形し、脊髄神経の通り道が狭くなる状態のことをいいます。

 

姿勢をまっすぐしていると背骨の中で神経が圧迫されるので、脚に神経痛症状が出ることが多くなります。

 

その神経痛症状が出ている時に、姿勢を前屈みにすると脊髄神経の通り道がわずかに広がり下肢に広がるビリビリ感が和らぎます。

 

これを「間欠性跛行」といいます。

 

「間欠性」というのは「間がある」、「跛行」というのは「足を引く」という意味で、「(しびれなどにより)歩いている間に足を引く」という状態を表している単語です。

 

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もう一つ、脊柱管狭窄症になると、姿勢を良くした状態を続けるとしびれが出るので、身体を前屈みにして庇うことが増えます。

 

そうすると、腰や背中の筋力を必要以上に使ってしまうので、疲労が蓄積して腰の痛みが出ることがしばしば見られます。

 

腰痛が付随的に出てくることがあるので注意が必要です。

 

鍼灸施術が脊椎の変形を治すことはありませんが、周辺にかかる負担を軽減することで良い姿勢を楽に保てるようになり、結果的にしびれ感や腰痛の症状を軽減させることを目的に施術をしております。

 

脊柱管狭窄症からくる腰痛や脚のしびれ感にお悩みでしたら、ぜひ鍼灸施術をご検討ください。

2018.09.10

テレビ体操と腰痛 その2

先日、往診先の患者さんがテレビ体操で腰を痛めてしまったので気をつけてくださいね、という記事をかいたところなんですが。

 

昨日テレビ番組で、相撲の「四股」を踏んだり「土俵入り」の動きをすると健康に良いですよ、というのをやっているのを見た我が連れ合い。

 

子供と一緒に画面を見ながら一所懸命やって「なかなかしんどいねえ」なんて言い合ってたんですよ。

 

そしたら、しばらくしてから聞こえてきました。

 

「あいたたた」

 

どうやら股関節痛めてしまったようで。

 

あー。いわんこっちゃない。

 

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このように、その時に「イタッ!」とはならずに、後から痛みが出てくることもあるので注意が必要です。

 

テレビ画面には「無理をしないでください」と出してはいますが、何度も書きますけれどもテレビはなんの責任もとってくれません

 

その時は大丈夫だと思っていても、特に古傷があったりすると後から痛むことがあります。

 

それからテレビは、急に情報が流れはじめることが多いので、準備運動不足で初めての動きにトライしてしまうことが多くなりがちです。

 

本来はちゃんと準備運動していれば、連れ合いも腰と股関節を傷めることはなかったはずなのです。

 

本当に、くれぐれも気をつけてくださいね。

 

無理しちゃダメですよ!!

2018.09.03

看板はお店の顔、という心に響いた一言

おはようございます。院長です。

 

毎朝、出勤してすぐに施術院の周りを掃除するのを日課にしています。枯れ葉や吸い殻を箒で集めたり、看板・窓ガラスや玄関の拭き掃除をしたり。往診用のバイク掃除もします。

 

特に月曜日はお休みを一日挟んでいるので、ちょっと丁寧に拭き掃除をします。

 

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それで、今朝拭き掃除をしながら不意に思い出したこと。

 

ミツコ先生の思い出です。

 

ミツコ先生は、もうずいぶん前に患者さんのご紹介でおいで下さった美容師の先生で、主に立ち仕事から来る腰痛をきっかけにご来院され、腰痛が善くなってからも、定期的に身体のメンテナンスに通ってくださっていました。

 

北陸地方から大阪に出てきて美容院を経営なさっていて、当院に鍼灸治療に通ってくださるようになってから、僕もミツコ先生に髪を切ってもらうようになりました。

 

僕が施術しているときも、髪を切ってもらっているときも、本当に色々なことを教えていただきましたが、一番印象に残っているのが「掃除の大事さ」です。

 

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「先生、掃除ちゃんとしてる?」

 

なにかの会話の時に、ミツコ先生から尋ねられました。

 

僕たちはお互いに「先生」と呼び合っていたのでした。

 

「うん、まあ、ぼちぼちやってます」

 

正直言って、その時はそれほど掃除についてこだわりがなくて、実のところスタッフに任せきりだったのです。

 

「先生、窓とか看板とかは毎日綺麗にせなあかんよ。特に看板はお店の顔やからね」

 

僕はスタッフに任せきりだったのを恥ずかしく思いました。

 

きっと、ミツコ先生はあまり綺麗でないウチの看板を見て、教えてくださったんだと思いました。

 

「分かりました.気をつけます」

 

それから、朝に玄関周りをちゃんと見るようにし始めました。

 

それは今でもずっと続いている日課です。

 

僕が掃除出来ないときは、スタッフの先生がきちんとしてくれるので、看板や窓はいつもピカピカです。

 

当たり前といえばその通りなんですが、これからも続けていこうと思います。

 

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今はもう、ミツコ先生もご紹介くださった患者さんも鬼籍に入られてしまいました。

 

そのため、お礼を申し上げることが出来ないのですが、こうやってふと思い出すことで、感謝の念を持ちづけることができることを嬉しく思います。

 

ミツコ先生ありがとうございました。

 

これからも頑張ります。